タイムウェーバーによる経絡分析とは(2)

今回は経脈の中の三焦経(さんしょうけい)について簡単に解説します。
三焦(さんしょう / Triple Burner, Triple Energizer)とは
三焦は、伝統中国医学(TCM)における独特の概念で、西洋医学には直接対応する臓器はありませんが、体内の水分代謝、気(エネルギー)の循環、体温調整に関与します。
「三焦」という名前は、体を上焦(じょうしょう)、中焦(ちゅうしょう)、下焦(かしょう)の3つの領域に分け、これらのエネルギーと機能を調整することからきています。
三焦経は陽経に分類され、全身のエネルギーの調和に重要な役割を果たします。
1. 三焦の役割と構造的概念
三焦は、「臓腑を結ぶ通路」とも言われ、個々の臓腑の働きだけでなく、これらが連携して働く調和のシステムを司ります。三焦は次のように体を3つの領域に分け、それぞれ異なる機能を担います。
上焦(じょうしょう / Upper Burner)
• 範囲:横隔膜より上(肺・心臓など)
• 機能:気や血液を循環させる。
• 関連する働き:呼吸、酸素の供給、精神の安定
• 不調の兆候:呼吸困難、動悸、ストレス過多
中焦(ちゅうしょう / Middle Burner)
• 範囲:横隔膜から臍(へそ)のあたり(胃・脾・肝など)
• 機能:食べ物を消化し、栄養素を気や血に変える。
• 関連する働き:消化吸収、代謝の促進
• 不調の兆候:消化不良、胃痛、倦怠感
下焦(かしょう / Lower Burner)
• 範囲:臍から下(腎・膀胱・腸など)
• 機能:老廃物の排出と生殖機能を管理。
• 関連する働き:排尿、排便、生殖能力の維持
• 不調の兆候:むくみ、排尿トラブル、不妊
2. 三焦経の経路と特徴
手の少陽三焦経(Triple Burner Meridian / 陽経)
• 経路:薬指から腕の外側を通り、肩、耳、顔の側面を経て、目の端に至ります。
• 経脈の特徴:身体の表層から深層までエネルギーを巡らせ、臓腑同士の調和を促します。特にストレスや水分代謝に関わりが深いです。
3. 三焦の主な機能と関連する調整
1. 水分代謝の調整
• 体内の水分をバランスよく循環させ、むくみや脱水を防ぐ。
• 不調の症状:顔や足のむくみ、口の渇き
2. 体温調整とエネルギー循環
• 上焦、中焦、下焦の間でエネルギーを分配し、身体全体の温度を調整。
• 不調の症状:冷え性、のぼせ、発汗異常
3. 感情とストレスの調整
• 三焦は特にストレスや自律神経のバランスに関連します。ストレスが過剰な場合、三焦経のエネルギーが滞り、心身に影響を及ぼします。
• 不調の症状:イライラ、不安感、耳鳴り
4. 三焦とタイムウェーバーの調整
タイムウェーバーは、三焦系のエネルギーの状態を分析し、体内のバランスが乱れている箇所を特定します。特に、ストレス、むくみ、消化不良といった問題は三焦系の不調が原因であることが多く、以下のような調整が可能です。
• 上焦の調整:呼吸や精神の安定を促し、ストレス過多の状態を緩和
• 中焦の調整:消化吸収を助け、エネルギー不足を改善
• 下焦の調整:排泄や生殖機能の正常化をサポート
タイムウェーバーは、三焦経のエネルギーを整えることで、全身のエネルギーフローを円滑にし、身体的・精神的なバランスを取り戻します。

5. 三焦と健康の関連
• 水分バランスの維持:むくみの解消、体液の循環を促進
• ストレス解消とリラクゼーション:自律神経のバランスを保ち、精神的安定を促す
• 消化と代謝のサポート:食欲不振や倦怠感の改善
6. 三焦の重要性とケアの意義
三焦は、単一の臓器ではなく、体内の気・水・熱の調和を司る広範なシステムです。
三焦経の不調は、水分代謝の乱れやストレス、エネルギーの滞りを引き起こします。
タイムウェーバーによる三焦のエネルギー調整は、身体全体の健康を促進し、ストレスや疲労を軽減し、生命力を高めるために役立ちます。


